人の心を掴む、記憶に残る、エポックメーキングであったと後々語り継がれるようなコンテンツは、市場調査や分析によって生まれるわけではありません。
これまで積み重ねたものや、視聴者の声以前に、「誰かが通った道をなぞるだけなら、自分がいる意味があるのか?」「定番や予定調和にどう意表を突くか」といった気概を持ったクリエイターが、時が移ろう中で、まだ言葉にできていない何かを感じ取ることが、新たなコンテンツが生まれる一歩になります。
往々にしてどんなヒット商品は、「こんなものがあったらいいな」というニーズからではなく、目の前に現れてはじめて「こういうのが欲しかった」と気づくものです。
新しい風景への感動は、ターゲットとなる人々の“今”を想像するチカラ、寄り添う気持ちがあってこそ生まれます。
タイズブリックは“これが見たかった”と言わせる仕事に誇りを持って向き合えるファクトリーとして進化していきます。
才能あるクリエイター、アーティスト、スペシャリストは、個人で勝負する道も、プロダクションに所属する選択もあります。
タイズブリックは、プロダクションの存在理由をシンプルに考え、進化し続ける所属クリエイターと、対話を重ねながら、WINWINの関係を考え続けていきます。
タイズブリックは、さまざまなジャンルのエンタテーメントを支えてきた中で、最終的なオンエアに関わるメディアとの協業関係を重ねてきました。
そのカギが提案力であり、その提案をさらに進化させ、着地させるために必要なのが行動力です。
案件に応じて発注先(媒体等)との責任分担、役割分担は異なりますが、提案だけでなく、最後の瞬間まで、よりよいコンテンツにできるかにこだわり、ジタバタし続けることが、新たなチャンスにつながるということを信条としています。
タスクが発生した際には、所属クリエイターや、時に社外のクリエイターも含め、ベストなチームを編成します。
“見たことのない風景をつくりたい”という想いはクリエイターの本能ですが、一方で自分の才能に自身でリミッターをかけたり、得意不得意への思い込みが入ってくる場合があります。新たなチャレンジの場、経験したことのないプロとのチームワーク等、クリエイターにとってはみ出すことは覚醒のチャンスです。
タイズブリックでは、クリエイターとの対話を通じて、異分野の案件にチャレンジを促す仕組みや、社内での自主提案も促進していきます。
プロダクションの存在意義のひとつは、所属クリエイターが創造に集中できるようストレスを軽減することにあります。個人での受注では対応しづらい不測の事態への対処や、創作活動において必要な“人”や“情報”でのフォローアップなども、“場”あるからこそ、可能になります。
いまエンタテーメント業界に限らず、さまざまな業界が端境期を迎え、変化を直視しない企業は生き残れないとの空気のもとで、変革に着手しています。 私たちは、多くのパートナーと機動的にチームを組みながら、たくさんの「これが見たかった!」を生み出していきます。